田舎時遊人の気まぐれブログ

ADMIN
« 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  »
#スポンサーサイト--.--.--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 |  |  | 
#63手放せないもの(=お金では買えないもの)vol.12007.04.15
Canon FT

カメラと薪ストーブ

親父の形見
このカテゴリーでは、私が大切にしてきたものを、その時代と共に振り返って、新たな発見をしていきたいと思っています。記憶力がないので、間違った内容もあるかもしれません。ただ、今まで日の目を見なかったものたちにも、ここで僅かなスポットライトを浴びせたくて…感謝の気持ちを添えて…

vol.1
これは私がこの世を去っても、娘たちに持ってもらいたいもの(魂)です。

カメラコレクターではありません。カメラに詳しいわけでもありません。念のため…

純粋に「親父が覗いていたファインダーを同じように覗いてみたかった」ということです。

キャノンFT

小学一年の時、親父は交通事故で逝ってしまいましたから、記憶と言う記憶はほとんど残っていません。

交通事故という突然の死は(交通事故だけに限りませんが)、家族の将来をどん底に突き落とす、二度と味わいたくない経験です。

小学校になって初めての夏休み初日、「7月20日」この日は家族にとって特別な日となってしまいました。今でも特別な日、永遠に…。

祖父母は元気でしたから、「死」というものをはじめて身近に感じた(感じたくないのに)出来事でした。

その親父が大切にしていたものの一つが、このカメラです。

このカメラを私が手にしたのは、確かそれから5年後の小学校6年の時だったと思います。

親父の死をやっと冷静に受け止められたのがこの頃です。それまでは、星を探しては「あの星がお父さんだよね!」とおふくろに言っていたように思います。いつか帰ってくると信じて…

その頃「親父が覗いていたファインダーを同じように覗いてみたかった」…

カメラ片手に、あてもなくぶらぶらと夕日を撮りに行ったり、海岸で生き物を撮ったりしていました。

ピントもマニュアル、露出もマニュアルで、確か露出計が内蔵されていて、ファインダー内で針が上下していたような…

今は壊れて動きませんが…

キャノンFT

この操作が、子供心にマニアックなものとして愉しかったのを覚えています。写真の出来上がりは別として…

親父が「カメラマン」になりたかったというのを、祖父から聞いたことがあります。当時の富士フィルムの冊子に、親父の名前が載っていたものもありました。確か入選作品の…

昭和40年代はじめですから、押入れを暗室代わりに、バット現像をしていたようです。

そういう話を聞いてるうちに、私も中学生になりごく自然に学校の写真クラブに所属していました。もちろんこのカメラで、いろんなものを撮っていました。

友達の中では、当時の最新機種「オリンパスOM-1」や「キャノンA-1」などが流行っていて、「いいなぁ」と言葉では言いつつ、心の中では「古くてもこれが一番」と思ってました。(思うのは自由ですから…)

そして、もちろん暗室に入ってバット現像をしていました。露光が何秒…現像液が何秒…定着が何秒…水洗が…乾燥が…てな感じで…

知らず知らずのうちに、親父のしていたことをしてみたかったのでしょう。

そういう思い出から、姿形も見ぬまま何年も過ぎていきました。

引越しのたびに、目にして懐かしむものの、使うあてもなく…

昔のキャノンロゴ

これを書きながら、私の写真の原点はここにあるんだなぁ…と思いました。

今日ここで、僅かなスポットライトを浴びせてやって下さい。

最後まで見てくださって、ありがとうございます。

時には懐古に耽りたい時もありますので…





手放せないもの | CM(6) | TB(0) | 

*COMMENT

Posted by 写風人
ホームページなどでお父さんのことやキヤノンのことはそれとなく存じておりましたが、このFTには一層重みを感じました。
父親が駆け出しの頃のカメラ、私も大切にしていきたいと改めて眺めてみました。
じ~んとくる話でした。
2007.04.15 | URL | EDIT | 
Posted by ぶく
じ~ん! 人に哀愁は必要ですよね 自分だけのものやから、、、

最近書いた 駄詩を贈ります



*30喜 哀楽

恨むまい 憎むまい 嘆かまい  怒るまい
自分が みじめになるさかいにな 

やったのに やってるのに が 前に出るしな
求めてしまう ひとのせいにしてしまう 
向上心が 欲へと変わるしな 



野をかける そよぐ風なのか はたまた なぎたおす風になるか
気持ちやもんな 調和やもん あんばい よい加減 いいかげんやもんな

だから 怒ぬきが ええねん
これからの俺 怒ぬきが ええねん

批判せず 前向くための 意見言い
企まず 歩めるための 作戦立て、、、しかめず ほほえみ


せっかくの 命なのだから、、、楽しく生きて行こう!

ーーーーーーーーーー

心にしみる話を ありがとう! 時遊人さん。。。
2007.04.16 | URL | EDIT | 
Posted by northin
親父の背中ですね

僕も子供達の背中になりたいです
そしていつかそれを
超えて欲しいと思っています

とてもいい勉強になりました
2007.04.16 | URL | EDIT | 
Posted by 田舎時遊人
◆写風人 さん
>じ~んとくる話でした。

この歳になって、妙に親父の事を考えてしまうようになりました。親父が生きていたらどうしていたかな?なんて・・・

◆ぶく さん
素晴らしい詩をありがとうございます。この詩のような生き方が出来れば良いんですけどね・・・これからは、この詩のように生きたいと思います。子供達とこの詩を毎日朗読して・・・

◆northin さん
>親父の背中ですね

ですね!これは、ほんと自然のものと思います。あ~しろ!こ~しろ!と言われた訳でもなく、ごくごく自然に親父のしていた事をしている・・・そんな感じでしょうか?実際、我が家の娘たちも、そんなところがあったりして・・・あ~末が恐ろしい~
2007.04.17 | URL | EDIT | 
Posted by taka
トントン!時々遊びに来てましたが、手放せないものシリーズあまりにもよかったので初レスです^^田舎時遊人の原点ですね~

またきます^^ありがとうです。
2008.06.08 | URL | EDIT | 
Posted by 田舎時遊人
◆taka さんへ

>またきます^^ありがとうです。

こちらこそ、こんな勝手なブログに来ていただいてありがとうです。この度、レスが遅くなってすみません。最近、更新もなかなか出来なくて…手放せないものシリーズもそろそろ更新しないといけませんね!

また、お暇な時に覗いてみてくださいね!
2008.06.12 | URL | EDIT | 

*COMMENT POST

 管理人にのみ表示
 

*TRACKBACK


 » FC2blogユーザー
Photo by 田舎時遊人 | Designed by *BUTTERFLY EFFECT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。