田舎時遊人の気まぐれブログ

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#170続・知識と8年の経験(1周年特ブログ)2008.01.25
クリーンバーンを使いこなしているのでしょうか?

クリーンバーン(2次燃焼)

1日中、薪ストーブの炎を見つめて…
病み上がりの日曜日、外は雪…
こういう日は、1日中薪ストーブを焚いて、ゆっくり休むことが大切だと自分で自分を慰め、朝から薪ストーブの前に陣取る私でした。そんな私の行動はさておき、本題のクリーンバーン(自動2次燃焼)を使いこなせているか、自問自答しながら焚いてみました。

チェンバー

上の写真で、チェンバーの穴から、空気が噴射されているのがおわかりでしょうか?この時点では、まだストーブ本体の温度が低く、薪から発生するガスも少ない状態で、下からの1次燃焼の炎が、噴出する空気で押されている程度です。ちなみに灰受け皿扉は閉め、前面扉は開け、1次空気レバーは全開、ストーブトップ温度は150℃ぐらいの時です。

2次燃焼

そして次の写真では、1次燃焼で燃え残った未燃焼ガスが、チェンバーから噴出した暖められた空気によって酸素を取り戻し勢い良く燃えています。下から上ってくる炎が1次燃焼で、バッフル板下のチェンバーから噴出する熱風でジェット噴射のように燃えているのが2次燃焼です。温度が上って条件が揃えば、2次燃焼がはじまるので、自動2次燃焼と言ってるんですかね~?この時、扉は全て閉まった状態、1次空気レバーは全快、ストーブトップ温度はおよそ300℃です。

以前の私でしたら、温度が上がりすぎるのが怖くて、ここで1次燃焼用空気レバーを絞っていましたが、今はこの状態で350℃を越えるまでか、もしくは薪全体に火がまわるまで燃やします。この時の薪の太さや樹種、乾燥条件によって微妙な空気調整がここで大切になってきます(クリーンバーンがオートマチック的というのは違うかも…?)。経験が必要ということですかね?クリーンバーン機の「燃焼効率」「燃焼時間」を左右してしまう一番難しいところかもしれません。

目安としては、1次燃焼の炎が2~3本立ちあがり、2次燃焼が満遍なく続いている状態がベストです。この時間が長く続けば続くほど、燃焼効率は良いように思います。

2次燃焼

上の写真は、1次燃焼用空気レバーを絞り、2次燃焼が綺麗に行われているところです。この時、1次燃焼用空気レバーはほとんど閉めた状態で、ストーブトップの温度は350℃です。その後いろいろな炎が見られるようになります。1次燃焼の炎は少なく、炉内の上部にフワフワと炎が揺れ始め、いろいろな姿を見せ始めます。そして、青白く見える炎になってくるといわゆる「オーロラの炎」のオンパレード。しばし、鑑賞…なかなか写真で上手に撮れませんが…

こんな感じで、クリーンバーンを意識した焚き方をしています。それを考えると、暖かい日にチョロチョロ焚く(ストーブの温度を上げずに)のは、非効率な焚き方になるのでしょうかね?この微妙な温度調整を可能にするのが、コンバスター機なのでしょうか?私の疑問は膨らむばかり…アンコールには、温度調整機能ってありますからね…どれぐらいの効果があるのでしょう?

2次燃焼中

クリーンバーンを働かせるには、高温で焚くということが必要ですから、家に合った機種(暖房能力)を選択することが大切ですね!クリーンバーンの薪ストーブでは「大は小を兼ねない!」という結論がでました。みなさん如何でしょう?

そして、このクリーンバーン機、薪の積み方で燃焼効率も変わるようです。空気の流れを考えた積み方で燃焼効率が変わるということです。特にヨツールF400は、1次燃焼用の空気はガラスに沿って上から空気が入り(エアカーテン)、薪を燃やしながら炉内の底を通り後ろ側まで行きます。そして燃焼した炎や煙が上に上がり、上面のバッフル板に沿って2次燃焼しながら後ろから前に流れてきます。その後、煙は天板とバッフル板の空間を前から後ろに流れて煙突から出て行きます(このためトップの温度は本体から出て行く煙の温度に近い)。

クリーンバーンの空気の流れ

ですからなるべく奥に薪を積み、上方に2次燃焼できる空間を作ることが大切です。

今日はたくさんウンチクを言いましたが、クリーンバーン機は、コンバスター機が画期的なハイテク燃焼システムに対して、シンプル構造で最大限燃焼効率を考えたローコスト燃焼システムってところでしょうか?

「燃焼効率」「燃焼時間」はコンバスター機にはかないませんが、2次燃焼も視覚的に愉しめ、炎がよく踊りそれを愉しめるのはクリーンバーン機という選択になりますかね?

8年の経験、クリーンバーンも上手に使わないと…もったいないですね!クリーンバーンの特徴、少しは解っていただけたでしょうか?これからも、このクリーンバーンシステムを最大限活かせるように、日夜研究に研究を重ねていきます…ってそんなわけないです。これからもアバウトにそしてガンガン焚いちゃいま~す。

ヨツールのクリーンバーン

断っておきますが、ストーブトップの温度はあくまでも我が家の温度計(誤差50℃ぐらいありそう)を、煙突接続手前のトップで計測しています。人間がアバウトなもので、他の場所は計測していません。あしからず…あくまでも目安で、慣れると燃え方で判断した方が焚きやすいです。細かい事は気にしない…気にしない…もしかして、こんな性格に向いてるのが、クリーンバーン機?

【追伸…】
早いものでブログを始めて1年が経ちました。振り返ってみると相変わらず勝手気ままなブログを、恥ずかしげも無く公開し恥をかき、「これもまた愉し」の暮らしの一部になってしまいました。これからも、勝手気ままはかわりませんし、また人の役にも立てないブログで、ウソばっかりですが、暇つぶしにでも目を通して頂けたら幸いです。これからも、よろしくお願いします。


薪ストーブ | CM(9) | TB(0) | 

*COMMENT

Posted by kitobito
すごい研究発表ですね。論文かけそうです。
やはりクリーンバーン方式は高温を保ったほうが性能を発揮できるんですね。
と言うことは・・・肌寒いくらいの時は・・・気にせずちょろちょろ焚けばいいんですね。
炎の美しさもクリーンバーンならではなんですね。
早くアンコールに火を入れて僕も発表したいよ~
仕事が忙しすぎて進んでいません。
2008.01.25 | URL | EDIT | 
Posted by kaku2
ブログ一周年、おめでとうございます<(_ _)>
驚き!! 一周年とは思えないほど、内容が濃くて深いブログ!!
”人の役にも立てないブログ” なんて…謙遜されてますが、
時遊人さんがそんなんだったら、私はどうすればいいのーーーって感じですぅ。。。
これからも、濃くて深くて味わい深い珈琲のようなブログ、
楽しみにしています♪

で、今回の記事、まさしく、研究発表ですね!
カタログ見ても、おそらくこんなに詳しく書いてないし、なにせ使うのは設計者ではなく素人ですから、実際に購入して使用してらっしゃる方の声は貴重です。
よっぽど、カタログよりためになってわかりやすいです。
おまけに、質問までして答えてもらえるし。
ほんとに、ありがとうございます<(_ _)>
2008.01.27 | URL | EDIT | 
Posted by 写風人
もう1年経ちましたか。
私としてはお祝いのお言葉よりも、ブログを1年続けて頂いた感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも定期的な気まぐれブログ楽しみにしています。

たった今、外道sさんに「買い換えるとしたら?」と質問をされたので、迷わずクリーンバーンと答えました。だってここでクリーンバーンの良さが手にとって分かったから・・・。さすが時遊人さんの知恵と8年の経験はすごい!
時遊人さんに巡り逢えなければ、私は知恵も経験もないまま過ごすところでした。

私も温度計は誤差があるだろうと2つ購入してみました。たまたま誤差がなかったものですから付ける位置について色々調べてみました。
時遊人さんの記事には他の場所は計測されていないとの事ですが、やはりヨツールでも煙突の継ぎ目辺りが炉内温度に近いといわれているんでしょうか?
2008.01.28 | URL | EDIT | 
Posted by 田舎時遊人
◆kitobito さんへ

>やはりクリーンバーン方式は高温を保ったほうが性能を発揮できるんですね。

そのようですね!ただ、数値で検討したわけではありません。あくまでも体感を重視した記事ですのであしからず…
薪の種類、薪の乾燥の状態、1次燃焼の炎の状態、2次燃焼の炎の状態などなど…

アンコールの記事、愉しみにしています。


◆kaku2 さんへ

>濃くて深くて味わい深い珈琲のようなブログ、楽しみにしています♪

ありがとうございます。このフレーズ(濃くて…珈琲の…)良いですね!それを目指して頑張りま~す!

>…実際に購入して使用してらっしゃる方の声は貴重です。

私も設置当初、随分と失敗を繰り返し現在に至っています。このような環境(ブログ上ですが)で簡単に情報交換できるわけですから、たくさんの経験(間違ってることもあります)を共有できたら、もっと愉しい薪ストーブライフになるんじゃないかと思っています。ヨツールF400の性能をどこまで発揮できているか、実際試してみないとわかりませんからね!愉しい薪ストーブライフのお役に立てれば…と思いつつ…


◆写風人 さんへ

>これからも定期的な気まぐれブログ楽しみにしています。

気まぐれですから、ブログもどこまで続くか…?ちょっと心配です。あくまでも気まぐれですから…(笑)

>…だってここでクリーンバーンの良さが手にとって分かったから・・・。

写風人さん、クリーンバーンにも長所短所がありますから…「燃焼効率」「燃焼時間」を優先するなら、やはりコンバスター機でしょう。そして最近では、「リーンバーン」や「エバーバーン」といったノンキャタリティックの2次燃焼システムもありますし、今後もいろいろ開発されそうですから、クリーンバーンも時代遅れになる時期が来るかも…当分はこのヨツールF400と共に田舎暮らしを愉しみます。

>…やはりヨツールでも煙突の継ぎ目辺りが炉内温度に近いといわれているんでしょうか?

設置当初から、この位置以外を測ったことないんです。恥ずかしながら、あまり深く考えたことがありませんでした。煙道を考えた場合、ここが唯一正確に測れそうな気がして…
手をかざしておよその温度をみるという、原始的な方法では気にしていますが…(笑)そこで、最近少し気になることも出てきました。2次燃焼しているときのガラス面(正面)側の体感温度について…ガラス越しに結構な熱さを感じるのですが、コンバスター機は燃焼しているところが見えないので、直接の熱さはないんでしょうか?ちょっと気になってます~。

2008.01.28 | URL | EDIT | 
Posted by northin
1周年おめでとうございます

とても研究熱心ですね
温度計の誤差は
薪ストーブらしいなぁと思っています
うちでは温度計は右上にしています
理由はトップが使いやすい用にですけど
そこで250度~300度で運転です
薪は奥の方に積めばいいとは知りませんでした
僕は満遍なく積んで高くしていました
ぜひ試してみますよ

キレイに炎が撮影されていますね
僕も載せようと思い撮影するが
全然うまくいかないです

チェンバーから空気が出て燃えているのは
全部のチェンバーで起こっていますか?
うちでは奥側だけ起こっているようにしか見えないので
2008.01.29 | URL | EDIT | 
Posted by 田舎時遊人
◆northin さんへ

>薪は奥の方に積めばいいとは知りませんでした

これは、まだ完全に立証できたわけではありません。空気の流れを長く(煙道を長く)することで、燃焼効率が上がるように思って、ただ今検証段階です。ヨツールF400は大きさの割りに奥行きが結構あるように思います。燃焼中に前に倒れてこないように、背面に壁にもたれ込むように積んで焚いていますが、ガラスの曇りも少なく綺麗に燃えているように感じます。これも結構アバウトですが…(笑)

>チェンバーから空気が出て燃えているのは全部のチェンバーで起こっていますか?

そうですね~その時の条件で様々なように思います。F400は前後に3列ありますが、薪の燃え方で(ガスの発生量や1次燃焼空気の調整で)いろいろで、3列左右どこでも起こります。F500はF400より炉内が随分と大きいので、我が家の使用方法とは多少違うかもしれませんね!我が家はこの季節(気温氷点下5℃ぐらい)は、ガンガンと燃やしてちょうど良い室温25度ぐらいになるので、クリーンバーンが大活躍です。

2008.01.30 | URL | EDIT | 
Posted by northin
うちでの炉内の使い方は
左側にサイド扉があるので
左側は薪をあまり置かないです
扉を開けて灰が落ちるのが嫌なために

うちではトップ温度が250度ぐらいで焚いて
室温が25度でちょうどいいくらいです(気温3度ぐらい)
フルパワーで焚くのはたまにしかないですね
2008.01.31 | URL | EDIT | 
Posted by 優游
ブログ開設一周年おめでとうございます。いつも楽しみにしています。
そして今回の薪ストーブ解説はそのうち設置しようと思っている私に、どんな機種を選ぶかとか使い方で大いに参考にさせていただけると思っています。その時は相談させてください。

思い返せば、時遊人さんのブログにコメントしたことから私のブログも始まりました。後1ヶ月で私も丁度一年になります。

今日は何年かぶりに風邪をひいてしまったので一日ゆっくりしてようと思っています。では。
2008.01.31 | URL | EDIT | 
Posted by 田舎時遊人
◆northin さんへ

>左側は薪をあまり置かないです。扉を開けて灰が落ちるのが嫌なために

なるほどね~やはり、F500とF400は扱い方が違いそうですね!F500、きっと我が家には持て余すカロリーでしょうね!


◆優游 さんへ

>そして今回の薪ストーブ解説は…その時は相談させてください。

相談だなんて、あくまで我が家の使用体験談ですから…他の機種を使ったことがなく、比較が出来ないのがちょっと信憑性に欠けるところです。同じ家で同じ場所で同じ環境で比較してみたいところですが…実際は無理ですからね!
私の理想の薪ストーブ像は、毎日使うものだから「安全!家中暖かい!炎が綺麗!手がかからない!誰でも(家内も子供も)扱える!燃費が良い!飽きない!壊れない!長く使える!」ってところでしょうか!?

>思い返せば、時遊人さんの…後1ヶ月で私も丁度一年になります。

ブログ愉しんで拝見させて頂いています。私には見習うことばかり(ログワークや野菜作りなどなど)で、勉強になっています。そして、ログハウスや薪ストーブの記事が出てくることを愉しみにしています!でも、頑張りすぎて、お身体を壊さないようにして下さいね!
お大事に…

2008.02.01 | URL | EDIT | 

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